お客様からいただくお礼の言葉や笑顔が、私の成長の糧になる
阿蘇 聖羅

PROFILE

2023年入社。自分のキャリアに迷う中、接客のスキルを高められる仕事を求めて転職した。お客様の笑顔や喜ぶ姿をたくさん見られることが、新幹線パーサーとして何よりの喜び。

接客業としてステップアップするためにパーサーに転身
友人が新幹線パーサーをしていたことからこの世界を知りました。仕事内容や会社の環境、働いている方々のことを聞き、社内の雰囲気が良く、私が希望していた接客業でのスキルアップに最適の会社だと感じて転職を決めました。入社後は研修が充実し、また先輩に支えられながらOJTで乗務経験を積んでいきました。パーサーは様々な方と触れ合う仕事であり、接客が好きな私にとってはとても楽しく感じています。車内販売がモバイルオーダーサービスに変更になるなど、入社後サービス面で大きな変化がありました。モバイルオーダーサービスは注文の品をお届けする際、お客様にしっかり向き合うことがとても大切で、どのような所作や姿勢、コミュニケーションの取り方だと喜んでいただけるのか、 以前よりも深く考えるようになりました。また最近は海外からのお客様も多く乗車されますが、新幹線は世界に誇れる交通機関です。新幹線を通じて日本の素晴らしさを感じていただきたいなと思い、快適な時間を過ごしていただけるようなコミュニケーションや接客を意識しています。

初めて経験した緊急時の対応から、パーサーの仕事の価値を感じる
入社後は、机上研修とOJTを繰り返し行い、車掌業務資格を取得するというステップを経て、パーサーとしてデビューしました。 忘れられないのは、パーサーとして独り立ちした初日のことです。お子様を2人連れたお母様から「子どもの体調が悪く、横になれるところはありませんか」とマネージャーに相談があり、急遽11号車にある多目的室を使うことに。私はマネージャーから部屋の用意を任されましたが、突然のことであたふたしつつも、お客様のためにと必死に部屋の用意をし、ご案内をさせていただきました。私としては十分サービスできたかどうか、判断もつかないほど緊張の時間でしたが、降車の際にお子様の描かれた新幹線の絵と一緒に、「ありがとうございました」とメッセージをいただくことができ、「お役にたてたんだ」とうれしさでいっぱいになりました。このときお客様からいただけた感謝の言葉が、その後の私のパーサーとしての日々を支える一つの大事な思い出になっています。また、緊張して固くなっていた私に先輩が寄り添ってサポートしてくれたことも忘れられません。緊急時でもお客様のみならず、後輩をしっかりと見ていてくれる先輩の視野の広さや優しさに、自分の目指す姿を見たような気がしました。

信頼されるマネージャーになるため、努力の日々
接客が好きで飛び込んだパーサーの世界でしたが、多くのお客様に触れ合う毎日は楽しく、接客のスキルも高まった感覚があります。その中でも一番大きく変わったのは、仕事に対する責任感です。パーサーの仕事はお客様の安全を守ることも大切な業務の一つです。 笑顔でいる時も安全に対する感度を高くして業務に当たっています。ささいな変化にいち早く気づくなど、小さなことにも気を配り、一緒に乗車するクルーとの報告・連絡・相談を徹底することで安全・安心を守っていきたいと思っています。まもなくサブマネージャーからマネージャーに昇格しますが、そうなると責任の範囲も広くなり、より気を引き締めて乗務しなければなりません。しかしただ仕事をきっちりするだけではなく、新人の私を見守ってくれた先輩のように、大きな視野やゆとりを持って後輩を導ける存在になりたいと思っています。周囲には参考になる優れた先輩がたくさんいるので、そうした方々から学びながら、マネージャーとしての実力を蓄えていきたいと思います。
ENJOY MY LIFE
新幹線の仕事は忙しいと思われがちですが、パーサーの仕事は思っている以上に休日が柔軟で、プライベートを確保しやすいのが魅力です。先日はリフレッシュ休暇をいただき、3泊4日で友人と沖縄旅行を楽しんできました。場合によっては土日でも休むことができるので行事にも参加しやすく、自分の時間を充実させることができています。

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